2017/05/24

はちみつ色


京都へ来てから、アラビア圏出身の家族と知り合いになった。
その奥さんとの、瞳の色についての会話から。

彼女の瞳は、グリーンにオレンジが混じったような不思議な色をしている。
そして、生まれてまもない赤ちゃんの瞳は青色。吸い込まれそうなくらい綺麗なブルー。
親子で色が異なるなんて面白いなぁーと思っていたら、このブルーは、一歳を超えると自然と消えてしまうとのこと。
赤ちゃんの瞳だけに宿る、特別な色…!
彼には私たちと違う景色が見えてるのかもしれないな、なんて想像をめぐらせてしまった。

母である彼女の瞳の色は、故郷で「はちみつ色」と呼ばれているらしい。素敵だな。
一年後、彼の瞳はどんな色に成長するだろう?

2017/05/19

ひとすじの道


散歩をしようと、京都御所へ。
ひろーい敷地の中をのぞくと、あちらこちらに自転車を走らせている人が見える。いちおう京都の中心と言える場所なのに良いのかなぁと思いつつ、その様子を見て、降りるつもりだった自転車に座りなおして、ゆっくりペダルをこぎすすめてみた。
ゴリゴリ、がりがり、ジャリジャリ…。
砂利が敷かれているから、走りにくいったらない。
京都の人はタフなのだなぁと思っていると、ふと足元にある、まっすぐなひとすじの線に気付いた。うまく砂利を避けて、川の流れのように続いている。
そうか、この流れにのってみんな自転車を走らせていたのね。
学生からおじいさんまで、近所の人たちの近道コースになっているらしい。
帰り道、ペダルをこぐ私はきっと嬉しそうな顔をしていた。

2017/05/12

ペパーミント


知り合いの庭に咲いたというペパーミントを、少しばかり分けていただいた。
葉に触れると、スーッとさわやかな香りが広がる。あー、良い香り。
部屋を彩るのにぴったりだと思って花瓶に飾っていたら、みるみるうちに根が生えてきて驚いた。ものすごい生命力!どれほど大きくなるのか、しばらくは成長を見守ってみる。
たくさん葉が出てきたら、あわよくばミントティーでも作りたいな、なんて。

2017/05/09

新しい緑


新緑の輝くすばらしい季節ですね。
初夏ではないけれど、こちらはアイルランドの森を描いたもの。何にさえぎられることもなく、いきいきと枝葉をのばす様子は見ていて気持ちの良いものでした。

先日鴨川沿いで自転車を走らせていたら、目の端で流れる景色に足をとめてしまった時がありました。美しい新緑の向こうに連なる山々のグラデーション、青空に浮かぶ白い雲…。完璧すぎる景色に思わず、ほぅ、とためいきが出てしまいました。隙がなくて、絵にしてもつまらなそうなくらい。
それにしても、京都はただでさえ絵になる場所なので、どんな風に切り取るか難しい。まずは歩いてスケッチしてみて、いろんな顔を見つけたいなーというところ。

ポートフォリオサイトのGalleryページを更新しました。
個展「旅の向こうへ」で展示した作品を中心に載せています。ぜひご覧いただけると嬉しいです。

2017/05/01

個展「旅の向こうへ」を終えて


個展「旅の向こうへ」、東京展、京都展ともに終了いたしました。
お越しくださったみなさま、誠にありがとうございました!

「旅」をテーマにつくりあげた今回の個展。
絵は見る人によって感想が異なるのは当たり前のことですが、「旅」については特に、みなさんそれぞれに大切な思い出をお持ちだということが良く分かった二週間でした。ご来場の方とお話するのがとても楽しかったです。私と同じ土地を訪れた方もいれば、かつて訪れた風景に作品を重ね合わせる方も。みなさんの心の中にある「旅」の琴線にそっとふれて、作品に共感していただけたことを何より嬉しく思いました。
ありがたいことに、展示作品の大半は気に入ってくださった方の元に旅立つこととなりました。嬉しいような寂しいような気持ちでいますが…、これから長い間飾っていただけたら感無量です。
お買い上げくださったみなさん、ただいま発送準備をしておりますのでしばしお待ちくださいね。


写真とともに、会場の様子をふりかえります。


東京会場のタンバリンギャラリーは、ゆったりと落ち着いた空間。作品にぐるりと囲まれる会場構成で、奥のテーブルではご来場の方とたっぷりお話することができました。





京都会場の恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェールでは、雑貨コーナーと隣接していることもあり、入れ代わり立ち代わりでたくさんの方にご覧いただくことができました。横の本屋からふらりと立ち寄られる方も。






昨年の今頃にはカゲもカタチもなかった個展。こうして無事に終えることができたのは、家族や友人たちのおかげと心から感謝しています。本当に本当にどうもありがとう。

今後は拠点を京都に移し、活動をつづけていきます。
まずは環境に慣れながら、お仕事を増やしていけたらという気持ちです。
今回のような形で、みなさまに作品を見ていただく場もつくる予定です。同じく旅テーマかもしれないし、まったく別の内容になるかもしれません。どうぞお楽しみに。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!



#追記
恵文社一乗寺店にて、ポストカードセットを販売中です。
展示に引き続き、お取り扱いいただいております。
数量限定ですので、見かけたらぜひお手にとってご覧ください。

2017/04/19

「旅の向こうへ」京都展 スタート


4月18日より、恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェールにて個展「旅の向こうへ」がはじまりました。
搬入日が雨で心配したのですが、会期中はお天気も良さそうでホッとしています。

ドキドキして迎えた初日、多くの方にお越しいただけて嬉しい時間でした。
言わずと知れた恵文社さんですので、ふらりと立ち寄られる方がほとんどでしたが、ご近所の方や遠方の方まで、いろんな方とお話することができて楽しかったです。
また、ギャラリーの隣が雑貨コーナーとなっているので、時々ウィンドウショッピングをしてみたり…。お越しの方には、展示だけでなく店内で楽しい時間を過ごしていただけると思います。

京都入りしたものの、おすすめスポットなど分からずお伝えできなくて申し訳ないのですが、お店周辺には色々面白そうな場所がありそうです。
恵文社のホームページ「お店探訪」で近辺のお店紹介をされているので、よろしかったら参考にされてみてください。

みなさまのお越しをお待ちしております!



2017/04/10

個展「旅の向こうへ」東京展 終了


初個展「旅の向こうへ」、東京展を無事に終えることができました。
お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました!!
会期後半は雨模様だったのですが、足元の悪い中で足を運んでくださった方もいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
会いたい人に会えて、新しい出会いもあって、友人同士がつながるミラクルもあって。
常時幸せな、楽しい時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました。

旅をテーマにした、今回の展示。
ヨーロッパ4カ国へ行って、私が実際に見たり感じたりしたその場の空気感を伝えたくて、さまざまな試行錯誤をしました。
描くにあたっての画材だったり、ストーリーを伝えるための言葉選びだったり。
情報量が多すぎるかと心配もありましたが、みなさんじっくりとご覧になって、時には質問を投げかけてくれたりもしました。話すうちに「あ、そうかも」と初めて気づかされることもあって。自問自答だけでなく、こうして見ていただいて意見をもらえるのは、とても貴重な体験でした。

会場となったタンバリンギャラリーは、すっきりした真っ白な空間なのに安心する感じがあり、前から好きな場所でした。訪れるたびに、ここで展示できたら良いなぁと漠然と考えていたので、今回それを実現することができて嬉しく思います。
タンバリンギャラリーの二宮さんが、素敵なブログ記事を書いてくださったので、もしお時間あれば読んでみてください。
→ TAMBOURIN DIARY from ninomiya

個展「旅の向こうへ」は、まだ続きます!!
次は、京都・恵文社へと巡回します。
空間に合わせて展示の仕方もすこし変わる予定です。
道沿いにあるタンバリンギャラリーとはまた異なり、本や雑貨の横で飾らせていただくとどんな風になるのか、私も今からワクワクです。
時間は未定ですが、毎日在廊します。

京都の桜には会えるかな、どうかな。
関西圏のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします!

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「旅の向こうへ」 京都展

日時:4月18日(火)~4月24日(月)
   10:00〜21:00 ※最終日は18:00まで

場所:恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール
   京都市左京区一乗寺払殿町10
   /叡山電鉄「一乗寺駅」より徒歩3分

2017/04/03

タンバリンギャラリーへの旅〈外苑前編〉

東京展の搬入を無事終えました。
個展「旅の向こうへ」は4月4日(火)よりはじまります。

会場のタンバリンギャラリーさんはちょうどいくつかの駅の中間で、駅から少し歩く場所にあります。初めてお越しの方に向けて、迷うことなく足を運んでもらえるよう、道案内をさせていただこうと思います!
東京メトロ銀座線「外苑前駅」からの行き方です。
いろんな道がある中でも、一番シンプルでわかりやすい道をご紹介します。
所要時間は個人差もありますが8分〜11分くらいです。


外苑前駅は、東京メトロ銀座線で渋谷から2駅目。
まず電車を降りたら、イチョウ並木の方面ではなく、神宮球場球場の出口へ向かいます。


「出口3」の階段をのぼったら、正面の横断歩道を渡ります。


しばらく歩くと、かつてベルコモンズのあった工事中の空間が見えてきました。


この工事中の白壁を通り過ぎるとある「外苑西通り(通称:キラー通り)」、ここで右に曲がります。これを間違えなければ大丈夫!あとはまっすぐ進むのみです。




またしばらく歩くと左手に、ワタリウム美術館(写真上↑)が見えてきました。いまは坂本龍一さんの「設置音楽展」をやっているようです。ここで道のりの半分くらい。

また少し先へ行くと、左手におしゃれなアパートが。なんだかバルセロナを思い出します。
あと一息。
ゆるやかな坂をくだると…


見えてきました!
白い建物。


タンバリンギャラリーへ到着です。


外苑前近くにはいろんなショップやギャラリーがあるので、春のお散歩をされるのもおすすめです。
ほか、JR中央線の千駄ヶ谷駅、都営大江戸線の国立競技場駅ともアクセスが良いので、時間がとれたらこちらも紹介したいと思います。

この記事が少しでもお役に立ちましたら幸いです。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております!


2017/03/28

spring has come



散歩の途中に聞いた、ウグイスの声。
植物も新芽をのぞかせていて、春の気配があちこちに。

個展まで、残すところ1週間となりました。
額装する作品は納品を終えましたが、そのほかの作品もまだまだ描き続けています。
描いた作品を会場にどうレイアウトするか、考えて編集する作業はすごく楽しくて。あーでもないこーでもないと、小さく縮小した絵をギャラリー見取り図に並べていました。
見渡してみると、テイストが定まっていなくて、まだまだ修行が足りない…という感じなのですが、「旅」の感じは出せたかなと思っています。
ぜひ会場でご覧いただけると嬉しいです。

しばらく寒い日が続いているので、ちょうど桜咲く時期にみなさんを迎えられるのではないかな、と期待中。外苑前の名物は秋のいちょうですが、お散歩ついでに、春のタンバリンギャラリーへ足をお運びください!
個展の詳細はこちら→橋本有佳 個展「旅の向こうへ」

そして。
個展を終えたら、活動拠点を神奈川から京都へうつすことになりました。個展、ひっこし、個展という、びっくりサンドイッチなスケジュールですが、なんとか体調第一で頑張ります。

新しい予感でいっぱいの春、たくさんの出会いがあると良いな。

2017/03/21

アランフェス協奏曲



NHKで放送されていたクラシック音楽番組より。
カタルーニャ生まれのギタリスト、カニサレスの演奏。

アランフェスまでは足を伸ばせなかったけど、近郊のマドリードを訪れる前に何度かこの曲「アランフェス協奏曲」を聴いた。
改めて聴いていて、第2楽章がやはり良いなぁと思う。
スペインの灼けるような夏の夕暮れどき、昼間の火照りを残しながら太陽が沈んでゆく淋しい感じ。あの感覚を思い出す。

ペンの一筆描きは、まだまだ修行が足りぬ。。
たった1つの点、1つの線でまったく違う表情になってしまう。
ギタリストの繊細な指使いとも重なる。

東京での個展まで、残り13日!