2017/09/15

季刊誌「Oil in Life」特集ページイラスト


イラストレーションを担当したお仕事の紹介です。

一般社団法人日本オイル美容協会が発行する季刊誌のフリーマガジン「Oil in Life」vol.05(9/8発行)の特集ページにイラストを描きました。オイルに見立てた日本地図に、オリーブオイルや椿オイルなど油の原料となる植物を描いています。
今回のお仕事で、お茶からつくられる油があるというのを初めて知りました。香ばしい香りがするのだそう。ほかにもオイルを生活のなかに取り入れたくなるようなヒントがたくさんつまっていて、読み応えのある冊子です。

店舗「オイル・ファーマシー」のほか、全国のイオンやコスメキッチンにて配布されるそうです。見かけたらぜひお手に取ってみてください。

2017/08/24

五山送り火


遅ればせながら、8月16日に行われた五山の送り火を描きました。
5つの山のうち一番最初に点火される、東の大文字山。
いつも日中に見ていた山が燃えているのは不思議な感じでした。
大きな山だと思っていたのに、「送り火」という言葉のせいか、普段よりも遠くにあるような感じがする。

チラチラとゆれうごく大の字。
山の上で点火している人の大変さを思っているうちに、次第に光が消えていった。
力強くて、はかない。
霊たちは無事に帰れたかな、と何もない空を見つめてしまう。

夏の終わりのイベントだというけど、まだまだ、京都は蒸し暑いよ。

2017/08/15

手塚先生


最近マンガを描くことに興味を持っていて、ふと見つけた一冊の本。手塚治虫先生がマンガの手ほどきをしてくれる「マンガの心 ―発想とテクニック―」、絶版になっているようだけど図書館で借りてきた。
マンガを描くにあたって必要な3つのこと、つまり「絵」をつくる、「案」をつくる、「漫画」をつくる、のそれぞれの章に分けて分かりやすく説明してくれる。
ここまで教えてくれて良いの??というほど親切な内容で、この本を、超超超超超多忙だったはずの彼が発表していたことに何より驚いた。ほんとうに神様…。まぁ知識や理論が平等に与えられていたとして、生み出したアイデアをどう料理するかが才能なんだろう。それと、この本の目的が、当時の世間一般の人へマンガの良さを伝えたいということにも関係していると思うけど。

「人を感動させるのは、自分の一番描きたいものをぶつけたとき」
この言葉は、表現するひと全員に当てはまることだと思った。

これを読んで果たしてマンガが描けるか?は、乞うご期待ということで。

ちなみにこの本、巻末に、お母さんや教師へ向けたマンガの描き方(ストーリーはないのでイラストかな)もあったりして本当に優しいので、興味のある方はぜひ手にとってみてください。

2017/08/03

鈴虫の鳴くころ


我が家に鈴虫がやってきました。
まだ羽の生える前の小さな鈴虫たちが、虫カゴいっぱいに。

生き物をそばで飼うのが久しぶりで、とても新鮮です。
ただ動いたり野菜を食べる様子を観察するだけでも飽きない。
ナスやキュウリだけでなく、かつお節も好物なのですね。知らなかった。
タンパク質を与えてあげないと、共食いしてしまうのだそう。

羽がはえて、涼やかな声を聞けるのが今から楽しみです。

リーン リーン リーン

2017/07/29

365日



instagramにて、毎日イラストをアップする試み「#365yuka」プロジェクトをスタートしました。
まだ始めてから3日しか経っていませんが、ご紹介。

ここのブログを週1回更新する!と決めてから約半年。ここまでなんとか続けてこられました。これが少しの自信につながりまして、今度は毎日にチャレンジしてみます。
自分の飽きっぽさが心配ですが、楽しく続けられたら良いな。

そのうちリクエストも受け付けてみようと思います。
「こんな絵描いてほしいな」なんてご希望がありましたら、ぜひ。

instagramのページはこちらから↓

2017/07/21

祇園祭の山鉾巡行


今年の夏を楽しみにしていました。
初めて見る、祇園祭り。
あの独特なお家みたいな形をした車輪付きのお神輿みたいな(※勝手なイメージ)「山鉾」を、一度は目にしたいと思っていたのです。
ただ、メインイベントの宵々山と宵山は週末と重なっていて混雑がすさまじいと予想し、山鉾巡行を見に行ってきました。山鉾が京都市街を練り歩く日。

朝早くに通過点に到着し、朝食を食べながら待つこと数十分、遠くの方からお囃子の音が。

♪コンコンチキチン コンチキチン

だんだん近づいてきた。
実際に動く姿を見るのは…感動!
絶え間なくつづく祇園囃子、かけごえ、ハッピ姿のおじちゃん達の祭り感… わくわくしてくる。
そして、山鉾に飾られた豪華絢爛な装飾。美しいなぁ。ペルシャ絨毯のほかに日本画家、平山郁夫のタペストリーもあったりして、まるで動く博物館みたい。
交差点に差し掛かり、鉾がくるりと回転する様子は見事でした。
23基すべては見届けられなかったけど、満足、満足。

先頭をきって進む「長刀鉾」を描いてみました。

2017/07/14

コテージの裏庭で


旅の振り返りシリーズ第3弾。

アイルランドで3週間ほど滞在したコテージ。
コテージの裏手には広い庭があって、たくさんの野菜や花、ハーブが植えられていた。ラズベリー、リュバーブ、ポピー、ズッキーニ、スイスチャード、セージ… ほかにも数えきれないほど、いっぱい。
りんごの木もそのひとつ。庭の一番奥まで行くと、左右に植えられたりんごの木々が互いにアーチを描き、まっすぐに続く場所があった。天気の良い日はここで散歩をするのが最高に気持ちよくて、アーチの下をくぐって歩みを進めると、淡いきみどり色や鮮やかな赤色に染まったりんご、枝をついばむ小鳥を近くに見ることができた。そして時折、雲のすきまから日が差すと、地面の上にこもれびが降りそそいで…。
自然が近くにある暮らしは、素晴らしい。
このりんごから作られたアップルジュースも美味しかったなぁ。


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私事ですが、先日30歳を迎えました。メッセージをくださった方々ありがとうございます。
幼い頃の私からすれば30歳なんて遠い未来で、その頃には何でも分かる大人になっているんだろうと思っていました。
ふたを開けてみれば、全くそんなことはなく。まだまだまだまだ人生の道半ば。
楽しく、後悔のないように日々を送れたらと願う今日この頃です。

2017/07/04

「VILLA BUENA」にて作品展示中


京都市左京区の元田中にあるパティスリー「VILLA BUENA(ビジャブエナ)」さんにて、7月3日より作品展示がはじまりました。
店主の吉村さんのご厚意で、今回の運びとなりました!
春の個展「旅の向こうへ」に出した数点を飾っていただいています。今後、ときどき展示替えもさせていただく予定です。(新作描かねば…)



メインの焼き菓子のほかオーダーケーキなども作られているVILLA BUENAさん。
味が美味しいのはもちろんのこと、店内にスペインのお皿や雑貨が飾られていて見ているだけで楽しいです。



※お菓子の写真は、お店からお借りしました。


パティシエ吉村さんが笑顔で対応してくださる、あたたかなお店です。
お近くへ来られた際は、ぜひぜひお立ち寄りください!
どうぞよろしくお願いします。



VILLA BUENA
11:00〜18:00(火曜定休)
京都市左京区田中里ノ内町114-1
TEL 075-702-6868
アクセス:叡山電鉄「元田中」駅、市営バス「叡電元田中」から徒歩2分
facebookページ|https://www.facebook.com/villabuena/
instagram|https://www.instagram.com/villa_buena1141/

2017/06/30

アズレージョにかこまれて


旅のふりかえりシリーズ第2弾。
ポルトガルのリスボンから電車で1時間ほどの街、シントラ。色彩豊かなペーナ宮殿などの世界遺産で知られています。

まずシントラの駅に降り立って目にとまったのは、待合室の壁いっぱいに貼られていたタイル。ポルトガルでは、アズレージョ(ポルトガルで言うタイルのこと)を組み合わせて大きな一つの絵を作り上げているのをよく見ます。あふれる花々や、神話に出てくるような天使たち…ちょっとくすんだような色がまたきれい。
この出窓の向こうには実は駅員さんがいるのですけど、おばあちゃんと天使が話しているような構図にしてみました。

2017/06/20

CRANE BAR


旅のふりかえりシリーズ第1弾。
アイルランド西部の街、ゴールウェイから。

真っ暗な夜の街をぶらぶら歩いて、とあるアイリッシュバーに足を踏み入れた。ここで演奏されているのは、伝統的なアイリッシュ音楽。アコーディオン、バイオリンとで奏でられる軽快な音楽に酔いしれていると、あれ、ギターの人が遅れてやってきた。後ろからマンドリンの人も。奏者は2人でなく4人だったのね。調子どう?という感じで、いたって自由な雰囲気。みな楽譜を見ることもなく、リズムが続いていく。

場があたたまったところで、奏者から「誰か、ここに歌える人はいない?歌ってくれた曲をアレンジして演奏するよ。」との提案があった。ドキドキしながら座っていると、バーカウンターにいる20代の女の子がすっと手を挙げた。『Jug of punch』なら歌えるわと言って、独唱してくれる(※1950年代にアイルランドでリリースされた曲らしい)。大勢の観客が静まりかえる中、かわいらしい声を気持ちよさそうに響かせる。かっこいい。
彼女に続いて、髪を後ろに結いた中年男性も独唱しはじめた。アイルランド民謡なのだろうか、思わず草原と羊たちを連想してしまうような素朴な歌を、同じフレーズを1番から5番くらいまで朗々と歌い上げる。こちらもとっても素敵だ。

彼らの歌をうけて、再び楽器奏者たちが楽しい演奏をはじめたのだけど、なぜだか、この静かな歌の時間の方がより強く印象に残っている。
音楽を聞き、歌うことを、心の底から愛しているんだろうと伝わってきたからかな。
帰り道、他のにぎやかなアイリッシュバーの窓からは、お酒を手にして赤ら顔で合唱する人たちが見えた。これもまた正しい音楽の愛し方。